参政党は、「投票したい政党がないから自分たちでゼロからつくる。」
「普通の国民が集まり、知恵やお金を出し合い、自分たちで党運営を行っていきます。」
と、いまでもホームページに記載しています。

また、参院選前の街頭演説でも、ボードメンバーがダメだと思ったら、党員が上だから変えさせることができる。そういう仕組みを作った。と熱弁を奮っていました。

しかし神谷代表は、周知独裁を宣言し、実際に党規約は党員に何の権限も与えていません。
参院選前とは全く別の政党に変わってしまったのです。

そのことを前提に、最近X(旧Twitter)のスペースで神谷代表が語ったことを確認してみました。

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でも、僕最初の去年の5月の研修の時に100人の議員集めて言ったんですよ、ここに今 100人いるけど最終的に残るの3割くらいしかいなくなると 、絶対ね、抜けるんだと、だからここで生き残ってくれと。ちゃんと議員活動してね、そういう人がいずれ 市長になり 国会議員なり参政党の政策部の人材になるから。
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7割は離党するという予言。予言通りなら、まだまだ離党する議員が続出するということになります。
議員として残れば、首長、国会議員、党役職の道が待っているというニンジンをぶら下げています。
生き残るにはちゃんと議員活動をして、といっていますが、現実にはそうではありません。 
しかし、ここで言う「ちゃんと議員活動」するというのは、自らの良心に逆らってでも周知独裁の神谷代表に意見を言わないで、本部の指示に沿ったことだけに従うということです。


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私はここにいる100人がそのまま残ると思ってないので、違うなと思った人はやめればいいし、頑張らないと結局残れないからということはもう最初に言ってて、その時下向いてたの何もいるんで、この人たちはやめるな、と思ったらその後すぐに、すぐに何人かやめましたよ。やめたほうがいいんですけど、やめた後にね、自分たちを正当化してどっちが悪いっていうのはそれはちょっともうね、あの応援してくれた人にも申し訳ないと思うし、結局自分の価値を下げることになるから。
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「違うなと思った人」はやめればいい、と言っていますが、現在では離党の手続きを煩雑にしています。言ってることとやっていることが違います
そして、何が違うと思ったという点を無視しています。
冒頭に書いたような真逆への方針転換があったのですから、違うと思われて当然なのです。
下を向いていた人たちが何を思っていたのかはわかりませんが、神谷代表のパワハラ体質によって下を向いていた可能性もあると思いますが、それは無視しています。

ここで言う「頑張らないと」というのも、神谷代表に意見を言わないで、本部の指示に沿ったことだけに従うということです。

「自分を正当化してどっちが悪いと言っている」のは、参政党側の人たちです。離党者に対する誹謗中傷・罵詈雑言はひどいものです。それを神谷代表も、参政党本部も放置しています。むしろ誘導しているように見えます。
真逆への方針転換で、自分たちの価値を下げているのは、神谷代表であり、参政党本部であり、それを良しとする参政党支持者のほうです。

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でもね、それはまあ自分を守りたい気持ちがあるのとか、あとはもうなんかまあなんていうかな、たぶん自己催眠じゃないけど自分は正義なんだって言わないと、たぶん持たなかったりとか、あとはまあ誰かに言われたことを鵜呑みにしちゃってやっちゃったりとか、だから立つ鳥跡を濁さず、でやめましたって言ってくれたら別にこっちはそれで非難 もしないし。
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党代表、事務局長、参議院議員となり、全権を掌握して党内で怖いものなしとなり、自分を守りたい気持ちを表に出しているのは神谷代表です。自分は正義なんだって言わないと持たないのは神谷代表とボードメンバーなど本部の人たちのほうです。
自己催眠をかけて、自分は正義だと言っているのは方針転換した参政党を今でも支持し続けている人たちです。
神谷代表の説明を鵜呑みにして、離党者、離党議員に対するひどい非難を仕掛けているのは参政党側です。
かつては演説でも、言うことを鵜呑みにしないで自分で調べて演説が正しいか考えてくれ、と言っていましたが、今ではネットを見るなという指示をしているようです。情報を制限して、思考停止させるようなことを参政党は行っています